Case Study
事例紹介
時間は体感10分の1。シースタイルの“圧倒的なスピード”がトリコのブランド成長を加速させる。
トリコ株式会社
課 題
成 果
  • 工場とのコミュニケーションに多くの時間がかかっていた
    コミュニケーションにかかる時間が10分の1になった
  • 商品に対する認識の違いから誤差が生まれていた
    ローコミュニケーションでも素早くキャッチアップし、柔軟に対応
  • 製造する上で欠かせない基本的な法律やルールなどの知見がなかった
    業界ルールを熟知するシースタイルが密に伴走
課 題
  • 工場とのコミュニケーションに多くの時間がかかっていた
  • 商品に対する認識の違いから誤差が生まれていた
  • 製造する上で欠かせない基本的な法律やルールなどの知見がなかった
成 果
  • コミュニケーションにかかる時間が10分の1になった
  • ローコミュニケーションでも素早くキャッチアップし、柔軟に対応
  • 業界ルールを熟知するシースタイルが密に伴走

化粧品を中心に数多くの商品を手掛けるOEM企画会社「シースタイル」。同社と取り組みを決めた背景やOEMにまつわるリアルな事例について、EC・D2Cブランドを展開するメーカーやその関係者に話をうかがいます。

 

今回は『FUJIMI』や『GINZUBA』を展開するトリコ株式会社に、創業当初から抱えていたOEMにまつわる悩みを、シースタイルとの取り組みで解決し、ブランド成長を加速させてきたストーリーをお聞きします。

 

シースタイルの魅力や取り組み以前と以後の変化を中心に、CO-Founderの加藤 敏美氏に語っていただきました。

 

ブランド立ち上げの思い、いま取り組んでいることについて教えてください

わたしたちトリコは、サプリメントやプロテイン、スキンケア製品を扱うブランド『FUJIMI』や、プロのヘアケアを自宅で叶えるヘアケアブランド『GINZUBA』を展開しています。

 

トリコはデザイナー3人で共同創業した会社で、最初はメディア事業をメインにしつつ、当初から構想があったサプリメント開発をはじめて『FUJIMI』を立ち上げました。

一人ひとりの肌の悩みに寄り添ったサプリメントを届け、美容の悩みを解決したいという想いから生まれた『FUJIMI』は、現在パーソナライズ分析を通じてその人自身に必要なサプリメントやプロテイン、スキンケアをお届けしています。

 

ブランド立ち上げ当初、わたしたちはサプリメントを通して正しく栄養を届けることが第一だと捉えていました。

 

しかし、本当に必要なのはプロダクトを通じてお客様が自分を大切にする時間を作り、その人の人生を豊かにしていくことだと気づきました。

 

人は生活する上で身近なものが何かによって、自己肯定感が変わります。

 

FUJIMIはブランドコンセプトである”内側から輝く美しさを引き出すこと”を担保しつつ、その人の自己肯定感をあげる点に着目して、プロダクト作りに注力しています。

 

『FUJIMI』の次に立ち上げた『GINZUBA』は、美容にすでに充分な時間やコストを投資している層に向けて、美容室でしか体験できないような高品質なヘアケアアイテムを提供するブランドです。

美容室のような仕上がりを自宅で誰でも簡単に実現できることで、自分への余裕や豊かさを感じられるように設計しています。

 

シースタイルを知ったきっかけと取り組みを決めた経緯を教えてください

当時、わたしたちはプロダクト開発のスピードに、大きな課題を感じていました。

 

工場は2〜3年先を見据えたリリースを検討しがちですが、ベンチャーであるトリコは半年〜1年程度の短期間でリリースしたいと考えていました。

 

また、サプリメント・プロテイン・フェイスマスクなど、製品ごとに工場が異なるため、それぞれの担当者と調整ややりとりが発生し、打ち合わせに多くの時間を要し、結果、なかなか話が進まないこともありました。

さらにコミュニケーションスタイルや言葉の認識が、会社によって異なることも大きな課題でした。実際にはプロテインの「おいしさ」について工場と「どのようにおいしいか」の共通認識をすり合わせることが難しく、プロダクト作りに多くの時間をかけていました。

 

そんなとき、ECのみで展開していた『FUJIMI』の店舗オープンが急遽決定しました。オープンまで約3ヶ月という短期間で、店舗用のトライアルキットを制作することになったのです。

 

シースタイルは知人からの紹介だったのですが、知人が運営する有名ブランドと、いくつも協業していることを知り、品質や信頼性も高いと感じて取り組みをスタートしました。

 

シースタイルとの取り組み以前と以後の変化を教えてください

まず、何よりも商品開発のスピードが大幅に改善しました。

 

体感では以前の10分の1くらいです。

 

シースタイルは、こちらの意向を迅速かつ正確に理解し、工場と連携しながら商品開発を進めてくれます。さらに中身だけでなく容器や化粧箱など複数の工場とのコミュニケーションを一元化してくれるので、時間を大幅に削減でき、新商品の発売までのリードタイムをかなり短縮できました。

 

コストパフォーマンスの観点でも、工場とのコミュニケーションのために1人雇うよりもパフォーマンスが高く、本来注力すべき経営・事業開発に集中できるようになりました。

 

また、シースタイルのコミュニケーションスタイルは非常に柔軟です。

 

「こういうものをつくりたい」というざっくりとした方向性を伝えるだけでも、素早くキャッチアップし、対応してくれます。そのため多くのやり取りを必要とせず、プロジェクトを円滑に進めることができます。

 

例えば、『GINZUBA』の3ステップトリートメントは、サロンのトリートメントが美容師しか扱えない、なぜ家庭では使用できないのか、という粒度の粗い問いからスタートしました。その問いに対して、シースタイルはすぐにサンプルを用意して、様々な提案をしてくれました。

また『GINZUBA』は高級ラインゆえに、トリートメントの処方にも容器にもこだわりがありました。容器は黒でマットに仕上げたいものの、マットな素材は傷がつきやすく、材質によっても見え方が大きく異なります。

 

シースタイルのアドバイスにより、まずはクオリティが高く、開発のスピードが早い工場にて中身の開発を進め、容器の選定・検討に多くの時間を割くことにしました。結果、中身のクオリティも妥協せず、ハイスピードで私たちが納得できる商品を開発することができました。

  

想いを込めた商品開発に欠かせないシースタイルの安心感

シースタイルの皆様は、まるでトリコの社員のように密に伴走してくれる存在です。

 

アイデアベースのラフな発言も真摯に受け止め、ノウハウを活かしてさまざまな打ち返しをしてくれるので、安心して仕事を進めることができます。

 

また、わたしたちは商品開発をする上で欠かせない基本的な法律やルールなど、まだまだ学ぶべきことが多くあります。

 

しかし、シースタイルは業界のルールを網羅した深い知見を持っているので、その都度適切な判断を下し、事故が起こらないようにリスクをちゃんとコントロールしてくれるので安心感があります。

 

シースタイルが伴走してくれることで、わたしたちは会社としての想いをベースに思い描く商品開発を進めることができるのです。

 

これからのブランドの展望について教えてください。

『FUJIMI』は多くのお客様から支持していただき、順調に成長しているので、これからもお客様のニーズに寄り添った商品開発を続け、さらなる成長を目指します。

 

一方、『GINZUBA』は、まだスタートしたばかりです。お客様に本当に良いものだと思っていただけるブランドを目指し、日本に限らず、世界も見据えて商品作りをしていきたいと考えています。

さらに今後はグループ会社と協業しつつ、ブランド数を増やしていく構想があります。

 

化粧品や健康食品の枠におさまらず、お客様の自己肯定感を上げられるようなブランドをもっと広いマーケットで展開していきたいと考えています。

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