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高いコストとミニマムのロット数が大きかったコストを60%削減して、ロット数の調整がきくようになった
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リードタイムが長かったリードタイムは1ヶ月以上短縮
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OEMや商品開発に関するノウハウがなかったOEMと商品開発に知見が深いシースタイルが伴走
- 高いコストとミニマムのロット数が大きかった
- リードタイムが長かった
- OEMや商品開発に関するノウハウがなかった
- コストを60%削減して、ロット数の調整がきくようになった
- リードタイムは1ヶ月以上短縮
- OEMと商品開発に知見が深いシースタイルが伴走
PHOEBE BEAUTY UPを展開するDINÉTTE株式会社
自社でビューティーメディアを運営しながら、PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)というオリジナル美容ブランドを販売するDINÉTTE株式会社は、創業当初にOEMで抱えていた悩みをシースタイルとの取り組みで解決しました。
シースタイルとの出会いから取り組みの決め手となった魅力を交え、代表取締役 尾﨑 美紀 氏(以下、敬称略)に語っていただきました。
ブランド立ち上げの思い、いま取り組んでいることについて教えてください
わたしたちDINÉTTE(ディネット)は、美容メディアやPHOEBE BEAUTY UPというオリジナル美容ブランドを展開しています。
DINÉTTEのコーポレートミッションは『Be ”ME”「私らしく生きる」を叶える』。常に「ユーザーの悩みを解決すること」を理想に掲げ、安心して長く使えるプロダクト作りを心がけています。
最もこだわりたいのは、本当に良い商品を作っているのかどうか。私や会社のメンバーは、その点に熱い思いを持っています。私自身も商品開発に携わりながら、ブランドを支持してくださるユーザーに寄り添っていきたいと思います。
コストを60%削減してリードタイムは1ヶ月以上も短縮
実はPHOEBE BEAUTY UPのローンチから1年ほどは、別のOEM会社に依頼していたのですが、当初から2つの課題がありました。
1つ目はOEMのコストが高かったこと。ブランドローンチの初期は原価を抑えるより、とにかく良い商品を作ることを重要視していました。それでも一般的な原価率を大幅に上回るコストに苦しんでいたのを覚えています。くわえて発注しなくてはならないミニマムのロット数が大きいのもネックでした。
2つ目はリードタイムが長かったことです。当時のOEMでは約5ヶ月のリードタイムがかかっていました。当時は良い商品を作るためには仕方ないことだと思っていたのですが、株主様からアドバイスをいただくなかで改善したいと思うようになりました。
シースタイル様(以下、敬称略)を知ったきっかけは知り合いの経営者からの紹介です。シースタイルは初回取引にも関わらず、中身の製造ではなく、シールだけの発注という小さな依頼から受けてくださいました。
その出会いをきっかけに、PHOEBE BEAUTY UPのOEM全般をシースタイルにお願いするようになったのですが、依頼に対して全力で応えようとする姿勢に確かな信頼感をもったことを覚えています。
シースタイルとの取り組み以前と以後の変化を教えてください
創業当初からコストよりも良い商品を作るという点に集中していたのですが、ブランドを始めたばかりの頃は素人も同然で、自分たちの状況を客観視できていませんでした。結果、シースタイルの働きかけによって、大幅にコストを削減できました。
シースタイルはものづくりの知見があるため、求める商品のクオリティに対して商品原価が適正かどうかをちゃんと理解しています。その知見に基づいた適切な提案のおかげでコストが大幅に削減でき、工場との交渉でロット数も柔軟に対応していただけるようになりました。
さらに2つ目の課題だったリードタイムは1ヶ月以上の短縮を実現して、いまは3〜4ヶ月ほどです。商品の欠品はあってはならないことですが、リードタイムが短縮できたことで在庫管理にも余裕がもてるようになりました。
シースタイルとの印象的なエピソードを教えてください
PHOEBE BEAUTY UPに「POWDER WASH」という3種の酵素と植物由来スクラブを配合した洗顔料があります。この商品を他のOEM会社と作っていた時に、「使用時に粉末が舞い、むせてしまう」という声がユーザーから届いていました。
また、当時は洗顔料をボトルに入れて販売していたのですが「これでは1回分の使う粉の量がわかならい」という意見もありました。
これらの悩みに対してシースタイルと協議し、粒の大きさを変えることで舞いにくくして、ボトルから個包装へと変更することを決めました。
粒の大きさを変えるというアイデアは、積み上げてきた化粧品づくりへの知識があるからこそ出てくる着眼点です。シースタイルにはものづくりに精通したスタッフが多く、専門的な目線から商品を改善する方法を考えてくれます。
さらに特定の製造設備を持たずに、商品によってベストな製造工場を選べるという強みから、ボトルを個包装へと変更するアイデアもスムーズに実現できました。これはシースタイル独自の仕組みがないと難しいことです。
このように事業を安心して続けていくための体制を整えてくれるだけではなく、商品開発にも積極的にご提案をいただいています。
シースタイルは「本当に良い商品を作っていきたい」という思いに対して、スピーディーに本気で向き合って、柔軟に応えてくれます。
ブランドの顔とも言える商品に同じ熱量で向き合い、より良くするために積極的にご提案いただけることが非常に心強いです。
化粧品ブランドはOEMで大きく変わります。私たちはシースタイルと出会い、商品のクオリティも格段に良くなりました。本当にお会いできて良かったです。
これからのブランドの展望について教えてください
これまでのシースタイルとの取り組みは、私たちが作りたいものを依頼するという形式でした。これからは私たちのブランドにより深く入っていただき、リサーチや商品開発、安定供給の維持など、一緒に良いものを作っていく関係性になれればと思っています。
そして今後もPHOEBE BEAUTY UPは、顔のスキンケアからメイクアップまで、目元に強いブランドとしてラインナップを広げていきます。さらに、ボディケアの悩みなどユーザーの課題を解決できるように、美容を軸にブランド展開をしていきたいと考えています。
シースタイルの皆さんとは、欧米の大手コスメセレクトショップ「SEPHORA(セフォラ)の店頭に商品を並べたいね」と夢を語っています。台湾や中国などのアジアからはじめ、グローバル進出に向けて動き出していきます。
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