-
商品開発の知識やノウハウが足りていなかった商品開発の解像度が上がった
-
OEMに対する知見が少なかった信頼できるプロがパートナーになった
-
工場、OEM企画会社とのコミュニケーションに時間がかかっていたスピーディーかつ意図を汲んでもらえる丁寧なコミュニケーションが実現した
- 商品開発の知識やノウハウが足りていなかった
- OEMに対する知見が少なかった
- 工場、OEM企画会社とのコミュニケーションに時間がかかっていた
- 商品開発の解像度が上がった
- 信頼できるプロがパートナーになった
- スピーディーかつ意図を汲んでもらえる丁寧なコミュニケーションが実現した
化粧品や医薬部外品を中心に数多くの商品を手掛けるOEM企画会社「シースタイル」。同社と取り組みを決めた背景やOEMにまつわるリアルな事例について、EC/D2Cブランドを展開するメーカーやその関係者に話をうかがいます。
今回は統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供し、自らもD2Cブランドを展開する株式会社SUPER STUDIOに、シースタイルとの取り組みでサービス領域を強化させたストーリーをお聞きします。
シースタイルの魅力や取り組み前後の変化などを、ビジネスグロースグループ グループマネージャーの大沼氏に語っていただきました。
御社がいま取り組んでいることについて教えてください
わたしたちSUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」の開発・提供を軸とし、EC/D2C事業者様に対する包括的なコンサルティングサービスも提供しています。
2017年にリリースした「ecforce」は、売上を逃さないSaaS型のカートシステムとして、コスメや健康食品、直近では食品やアパレルなど幅広いカテゴリのEC/D2C事業者様に導入いただいています。近年では“統合コマースプラットフォーム”の実現に向けて、EC/D2Cだけでなく小売業界全体をターゲットに事業を展開しています。
また、食品・アパレルなどの領域で自社D2Cブランドの運営も行っています。事業戦略・商品開発・広告運用・サプライチェーンのオペレーション立ち上げ・改善など、自社でD2C事業を運営することで、事業成功の知見やノウハウ、データを蓄積することができました。
これらを活かして、EC/D2C事業者様が自社ECを成功させられるよう、人材育成やノウハウ提供などの支援を行うコンサルティング領域にも力を入れています。
将来的には、EC/D2C事業者様がノーコードで総合的なデータ分析と施策管理ができる状態をecforceで実現し、EC担当者が2名の体制でも年商10億円の事業が運営できる効率的なECの基盤づくりを目指しています。
また“統合コマースプラットフォーム”が実現すれば、オフラインとオンライン間のシームレスなデータ連携により、EC事業者様は効率的に売上を最大化し、ビジネス全体を最適化していくことが可能になるでしょう。
EC/D2C業界の現況やトレンドについての見解を教えてください
現在の市況でも伸びているブランドは、ブランド思想と一貫性があるマーケティング戦略・プロダクトを備えており、これらが徹底した“ユーザーファースト”の考えに基づいていると思います。
例として、老舗企業の新規事業ブランドが伸びている事例があります。
このブランドは、特に“ユーザーファースト”の姿勢が素晴らしく、目先の利益にとらわれずにお客様の声を真摯に受け止めることで、長く愛されるブランドへと成長しています。
またECのみに依存せず、店舗やさまざまなチャネルを活用してお客様との接点を増やし、売上拡大を模索するブランドも今後伸びていくでしょう。
近年ではデジタル広告のCPA高騰により、EC/D2Cブランドのオフライン展開も加速しています。しかし、リアル店舗の運営には、人的リソースや運営ノウハウの不足、出店コスト、リアル店舗でのデータ取得等が課題となり、出店に踏み出せないケースが多数あります。
SUPER STUDIOと三井不動産が展開する「THE [ ] STORE(ザ・ストア)」では、リアル店舗の運営に必要な内装・接客人員・販売システムが既に用意されているため、このような事業者の課題解決をサポートすることができます。
EC/D2Cブランドは「THE [ ] STORE」に週単位で出店することができ、可変性の高い店舗設計かつブランドの世界観を表現することが可能です。先に挙げた課題に対するサポートを受けながら、ecforceを活用して、リアル店舗でありながらもEC同様の顧客データの取得と継続的なマーケティング施策を実施できます。
シースタイルを知ったきっかけと取り組みを決めた経緯を教えてください
お客様の新規事業の企画に合うOEM企画会社を探していたところ、社内でシースタイルをおすすめされ、お声がけさせていただきました。
わたしは2022年1月にSUPER STUDIOに入社し、ECのコンサルティング業務に参画したのですが、前職は営業だったこともあり、OEM周りをはじめ未知な領域が多く苦労していたところでした。
商品のサンプルを作るときも進め方がまったくわからない状態だったのですが、シースタイルさんにご相談し、企画から製造・販売までをワンストップでサポートしていただいたことで業務をスムーズに進めることができました。
シースタイルに決めた理由を教えてください
売れる商品を作りたいという想いから、プロの意見を仰ぐためにシースタイルさんと取り組むことを決めました。シースタイルさんは耳障りの良い意見だけでなく、率直な意見も伝えてくれます。
例えば、市場ではあまり見ないこだわりの強い処方に対して、「美味しくないし成分過多になってしまう」といったアドバイスをいただくことができました。このように、時に厳しいプロの意見には何度も助けられています。
また、一緒に取り組んでいただける点も魅力です。
以前、OEMとして依頼する前の商品企画の段階でSUPER STUDIOも参画させていただいたことがありました。顧客アンケートなどの調査結果を踏まえた商品を提案していただけるなど、密な関係性の中でより良い商品開発を行うことができました。
さらにプロダクトの質が高く、試作から改良の精度が高いのも魅力です。
これは、シースタイルさんが工場とのコミュニケーションを円滑かつ的確に進められるからこそ実現できるものです。
シースタイルとの取り組み前後の変化を教えてください
OEMは、EC未経験の事業者様や工場の方など、様々なバックグラウンドを持つ方々とのコミュニケーションが必要です。
シースタイルさんは工場の方をはじめ関係者と良好な関係を築き、相手の意図を汲みつつ、豊富な商品開発の経験を活かして顧客ニーズを正確に捉えてくれます。
また、成分の変更による処方への影響や原価構造を熟知しているため、顧客のニーズを実現するための最適な提案をしてくださいます。
このように、顧客ニーズをもとに製品を形にしていくまで、シースタイルさんなしでは一貫した商品開発は実現できません。
シースタイルの皆さんと一緒にお仕事をしていく中で、私自身も商品に対する理解が大きく向上しました。
そして何より、シースタイルさんは商品企画力と市場分析力に優れたプロフェッショナル集団です。常に時代の変化を捉え、新たなトレンドを創造することに長けています。
市場ニーズを的確に把握し、それに応える商品企画力が高いので、シースタイルさんと協業することで新たな商品開発や市場開拓ができ、弊社のサービスをさらに強化させることができます。
これからの展望について教えてください
わたしたちは“統合コマースプラットフォーム”の実現に向け、オンラインとオフラインをシームレスに連携し、顧客体験を向上させることが重要だと考えています。
そのためにはオフラインでも、オンラインと同様に良質な顧客体験を生み出すことが重要です。
しかし、EC/D2C領域に強みを持っているSUPER STUDIOには、まだまだオフライン展開における知見が不足している部分もあります。
その点、商品企画や製造に限らずオフラインや流通支援においても、シースタイルさんは我々に足りないない強みをお持ちです。今後も協業を通じてお互いを補い合う取り組みができたら、より幅広く事業者様を支援できるのではないかと考えています。
興味をもっていただいた方に向けて、
サービス内容や実績を詳しくご紹介しております
その他様々なお悩みについて
お気軽にお問い合わせください
ものづくりのプロフェッショナル集団