Case Study
事例紹介
OEMの複雑な業務をすべてカバー。シースタイルのメンバーが語る「先読み」と「調整力」の重要性とは?

普段の業務内容は?

 

OEMで商品企画をするのがメインの仕事で、ブランドの立ち上げやデザインのディレクション、その他にはクロスセルのご提案などもしております。

 

商品をつくりあげる際に意識しているのは、フレーム作りです。お客様はD2Cのスタートアップや異業種の方が多く、作りたい商品の構想はあっても、具体的な内容が決まっていないことがあります。

 

そこで当社での多くのものづくりや実績をもとに、お客様へデザインやパッケージ、プロダクトの処方、商品特長などの最適だと思われるフレームをご提案します。そのフレームを元にお客様の中にある具体化されていないイメージを可視化していきます。

 

また、お客様のイメージと実際に仕上がる内容とのギャップを避けるために、試作品づくりのプロセスも重要です。中身や容器、化粧箱など一つひとつの資材において、お客様に提案しながら進めていきます。

 

 

OEMでの“ものづくり”で重要視していること

 

お客様と商品を一緒に作っていくのに重要なのは「先読み」だと思っています。

 

一見簡単に出来てしまいそうな「化粧品」ですが、日本で定められている薬機法や品質管理についての細かいルールがありますし、容器と中身の相性が合うかなどの確認も必要なため、想像以上に準備期間や工程数があります。

 

さらに、容器メーカーや印刷会社等とのやりとり、パッケージの薬事確認など、コミュニケーションをとる対象が多い仕事でもあります。これらをお客様だけでやる場合、商品部や複数の人材が必要になってしまう業務量です。シースタイルが重宝されるのは、このような複雑な業務を全て任せられる「サービスがある」からだと思います。

 

 

また、販売計画に対するスケジュールの提示も行います。

 

ローンチ時期が決定している場合、逆算していつまでにブランド名や販売名、デザインが決定していれば間に合うのか、そのための薬事確認はいつまでに必要なのか、容器との相性試験の実施、製造の準備に必要な期間はどれくらいなのか。これら全てのスケジュール調整をシースタイルがコントロールします。

 

もちろん製品を作り上げていく工程で様々なトラブルが発生することもありますが、最良のプランをご提案することでお客様に安心していただけるように努めています。

 

その他のシースタイルの役割とは

 

お客様が作りたい商品のイメージを、工場へ的確に伝えることも大切にしています。

 

工場とのやり取りは専門用語で話すことが多く、お客様の方でその用語を知らない場合も多いです。またお客様もどのような伝え方をすれば工場に的確な要望が伝わるのか、それが分からない場合も多いため、双方に伝わる言語で翻訳する役割も担っています。

 

 

クライアントとの具体的なエピソードは?

 

数カ月かけて数十社の工場に問い合わせをするも、自分たちが作りたいものを製造できる工場が見つからず、製品の商品化が進められずに困っていたお客様がいらっしゃいました。

そこでシースタイルに相談に来てくださったのですが、1回の商談で製品の完成までがイメージできたことに驚かれていました。

最終的にはある工場をご提案させていただき、難しいと考えられていた商品が実現できたとお客様にとても喜んでいただきました。

 

シースタイルは自社工場を持たず、さまざまな提携先の工場とものづくりをしています。自社工場だけだと対応可能な商材に限界があるため、作りたいものが商品化できない場合がありますが、シースタイルはAの工場で対応できなければBの工場で・・・というように、お客様に一番マッチした最適な工場のご提案が可能なのです。

 

これからの展望は?

 

 

シースタイルは化粧品の成分や容器、デザインなどの潮流に強く、お客様へのご提案もトレンドを取り入れるようにしています。

しかし、トレンドはスイッチングも早く、すぐに変化していきます。常にお客様へ最新のトレンドを提供できるよう、アンテナをはっていきたいと思っています。

 

また、グローバルな“ものづくり”という視点の提供もしていきたいです。ここ最近の海外製の化粧品は、オリジナル性やクオリティも高く、日本で実現できないものもあります。日本の良い部分を提供しつつ、海外の良い部分も取り入れていけるよう、これからも海外の生産拠点と連携して、お客様を支えていきたいです。

シースタイルを初めて知った方や
興味をもっていただいた方に向けて、
サービス内容や実績を詳しくご紹介しております
資料ダウンロード
各種サービスのご依頼やご相談、
その他様々なお悩みについて
お気軽にお問い合わせください
お問い合わせ
CONTACT >
Page top