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どのアイテムで製品化するか、市場の中でのポジショニングを決めかねていた。ペルソナイメージに合ったスキンケアを開発できた。
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容器にこだわりがあったが実現する難易度がかなり高かった。海外から特殊な容器を輸入することで、希望の仕様を実現できた。
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希望しているローンチまでの期間が短かった。シースタイルの豊富なものづくりの知見により短期間での商品開発が実現した。
- どのアイテムで製品化するか、市場の中でのポジショニングを決めかねていた。
- 容器にこだわりがあったが実現する難易度がかなり高かった。
- 希望しているローンチまでの期間が短かった。
- ペルソナイメージに合ったスキンケアを開発できた。
- 海外から特殊な容器を輸入することで、希望の仕様を実現できた。
- シースタイルの豊富なものづくりの知見により短期間での商品開発が実現した。
マタニティ・ビューティー・ライフスタイルと、3つの事業部でEC・D2Cブランドを展開するnatural tech株式会社
新ブランド「BEAW.(ビュウ)」には、さまざまなこだわりが詰まっています。このこだわりを実現するにはさまざまな困難がありましたが、シースタイルとの取り組みで解決しました。
シースタイルとの出会いから取り組みの決め手となった魅力を交え、代表取締役 竹内 太郎 氏(写真右)・取締役COO 片岡 大和 氏(写真左)に語っていただきました。
ブランド立ち上げの思い、いま取り組んでいることについて教えてください
BEAW.は、からだの内側と外側からアプローチする漢方をコンセプトにしたデュアルスキンケアブランドです。サプリメントでのインナーケア、そして美容液でのアウターケアで、からだの内と外の両方から肌の調子を整えます。
漢方は「内側からきれいにする」を叶えられる魅力的なものであるという考えがベースにあり、サプリメントと美容液の双方向で肌と向き合えるスキンケア商品を開発しました。
BEAW.では、はじめにオンラインで美肌分析を行っていただき、10万通りの漢方・美容成分の組み合わせの中からお客様の肌に合わせて配合した商品をお届けしています。敏感肌・乾燥肌・エイジングなど、お客様それぞれの悩みに寄り添い、毎日をサポートできるスキンケアブランドを目指しています。
ブランドイメージに合った商品開発・企画力
BEAW.を展開するにあたり、ビューティー系カテゴリーのOEM会社を探していました。すると、知り合いの経営者がスキンケアアイテムをシースタイル様(以下、敬称略)に依頼したところ、とてもよかったとおっしゃっていたんです。それなら一度、自分も話を聞いてみたいと思い、紹介していただきました。
最終的にシースタイルと取り組む決め手になったのは、シースタイルのスタッフの方がブランドイメージに近い方が多かったからです。これは私の経験値として、商品には作り手の特性が反映されます。特に情緒的価値も重要になってくる美容カテゴリーでは作り手の雰囲気も洗練されて素敵な方がいいと思ったんです。
また、ビューティーブランドをやるのであれば、センスを大事にしたいという思いもありました。シースタイルから提案された資料を見ると、フォントの使い方やデザインにセンスを感じます。そのようなセンスのある人にお願いしたいというのも、シースタイルに決めた理由です。
もちろん、ブランドイメージやセンスだけでなく、仕事に対する姿勢にも感銘を受けました。商品企画など女性ならではの目線で提案していただくだけでなく、マーケティング要素もしっかり組み込まれており、素晴らしいものがあると感じています。
シースタイルとの取り組み以前と以後の変化を教えてください
BEAW.は当初から「インナーケアとアウターケア」のコンセプト、漢方を使うなどのテーマは決まっていましたが、どのような漢方を使うのかや、容器の形状までは具体的に決まっていませんでした。
とくに、アウターケアの化粧品は、化粧水でいくのか、乳液でいくのかなど、どのアイテムでいくか、市場に対してどのポジションでいくかは大きな悩みどころでもありました。
シースタイルから、女性の肌の悩みにはどういったものがあるのか、悩みの細分化やセグメントの仕方を提案してもらい、漢方を使うなら化粧品は美容液が最適だという結論が出たのです。
商品を企画するだけでなく、マーケティング要素を含んだ提案力があるので、漢方ならではの訴求ができる商品ができました。
また化粧品と同じタイミングでサプリメントも製造したのですが、中国産の漢方だけでなく、国産の漢方も手配していただきました。国内で漢方を量産している畑が少ない中、日本で手配できる原料なのかという部分も含めて素材を提案していただき、最適なサプリメントが完成しました。
これらの素材についてのやり取りや、ステータスが変動する場合、コミュニケーションが煩雑になりがちですが、シースタイルはスケジュール調整も含め、抜け漏れなくやっていただき、円滑なコミュニケーションが取れていました。
例えば、こちらの判断が遅れるとスケジュールも遅れてしまい、その後の調整が大変です。シースタイルは、こちらの希望する素材に変更があったとしても、実際にどれくらいスケジュールが遅れるのかを明確に提示するだけでなく、スケジュール優先であれば別の素材でいくことも提案してくださいました。
さまざまな壁があったにもかかわらず、希望のローンチ時期までの時間が短くてもブランドに合った商品が完成したのは、シースタイルの迅速かつ的確な判断があったからです。
シースタイルとの印象的なエピソードを教えてください
漢方を使ったスキンケア商品を提供する以上、お客様に届いた時に新鮮な状態で使用できるよう容器にこだわりました。上蓋部分をプッシュするとパウダーが美容液に落ちる構造で、お客様みずからまぜて使っていただく「2剤式」という容器です。
しかし、国内にはこのタイプの容器を生産している工場がありませんでした。さらに、容器があったとしても実際に漢方素材や美容液を入れるとどうなるのか、その容器で製品を製造することができるのかなど、さまざまな品質検証をしなければならず、時間がかかってしまいます。
実現は不可能かと思われたところ、シースタイルから韓国の工場での容器生産を提案いただきました。まずは韓国からテスト用の容器を輸入し、日本の工場で製造の対応ができるかどうかのテストや品質の確認を行います。日本基準での品質で生産することができるように、短い時間の中で何度もテストを重ねました。
今回、美容液を製造してくれた日本の工場では採用実績のない容器だったため、新しいものづくりをしていく難易度が非常に高かったです。すべてがチャレンジであるなかで、シースタイルは責任感をもって実現までこぎつけてくださいました。
海外から容器を輸入する発想や品質確認の工程調整など、ものづくりに知見のあるシースタイルだからこそ実現できたものだと思っています。
これからのブランドの展望について教えてください
BEAW.は今はECメインですが、オフラインにも力を入れていきたいと思っています。
また、長期的な話にはなりますが、海外展開も視野に入れています。というのも、できるだけ国産の漢方にこだわった理由が、海外の方から見ても使いたいと思ってもらえるブランドにしたかったからです。
natural techでは、BEAW.を含め7つのブランドを展開しています。マルチブランドを作りつつ、世界で輝くブランドを作りたいというのが最終的なミッションです。
そのためにも今後もシースタイルとともに、お客様の声をもとにした商品開発を行っていきたいと考えています。
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